ホームページの制作費用の相場のチェックポイントを解説! | 東京都墨田区のHP・デザイン・イラスト制作会社 TenCy株式会社
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  • 2022.12.22

    ホームページの制作費用の相場のチェックポイントを解説!

    • ホームページ制作の見積を依頼したら、制作会社によって見積金額にバラつきがあった・・・。
    • 制作を依頼したら、追加・追加で当初の想定予算よりだいぶ高くなってしまった・・・。

    そんなホームページ制作の外注経験がある経営者の方、広報担当者の方も多いのでは無いでしょうか。適正な制作費用の相場や見積内容の勘所が分からないと、想定以上にコストが嵩んでしまうこともよくあります。

    ホームページ制作は決まった金額基準もなく、適正な相場が分かりにくい商品でもあります。是非、しっかりと自社で判断できるように情報を集めてから制作会社に相談することをお勧めします。

    ホームページ制作の流れについてはこちらの記事もお勧めです。

    ホームページの制作費用・料金の一覧表

    ホームページやWebサイトの制作費用は、割安な制作方式で30万円前後~になることが多いでしょう。弊社も、シンプルかんたんなページの制作で30万円台で見積回答をすることがあります。一般的な相場感覚としても、割安簡易サイトでは平均的な価格だと考えています。

    簡単な相場の一覧表を紹介します。こちらは弊社基準ではなく、あくまでよく見かける相場観ではあります(が、弊社としてもそこまで大きく変わらないかな?という印象です)。

    費用の目安150万円超~50万円~150万円20万~50万円~20万円
    ホームページの期待値受注獲得や売上拡大につながるサイトを作りたい見栄えのするサイトを作りたい必要最低限の情報量を持たせたい名刺代わりに存在すればいい
    制作のポイントブランディングやコンバージョン獲得・SEOまで戦略的に検討するデザインにこだわり、アニメーションなども活用WordPressのテーマ等を使って、シンプルかつ見やすいサイト作りJimdoやWix等も含め、スピード重視で制作
    制作期間の目安4~6カ月3カ月2カ月1か月
    会社ホームページの制作費用一覧表

    なぜこのように差が生じるのか、理解するポイントを紹介します。

    ホームページの制作費用を決める要因5点!

    ホームページ制作の費用は、制作したいサイトのニーズによって大きく変わります。また、同じような要望を伝えても、制作会社によって見積金額も大きく変わるケースもあります。なぜ、同じように要望を伝えても制作費用が変わってくるのでしょうか。その点を理解するには、まず金額がどのように計算されるかを意識する必要があります。

    ホームページ制作の見積に関する記事も公開していますので、是非こちらもご覧ください。

    ホームページの制作費用を決める要因その①サイトの規模

    規模感の見積方法は、ページ数を目安として算出するケースが一般的です。ですが、複数ページをまとめて1ページとすることもデザインを考慮しなければ可能ですので、単純にページ数のみで決まるわけではありません。似たような構造のページが多ければ、その分見積を抑えて計算することもあります。

    制作会社に相談する際に、想定しているサイトマップを準備しておくと良いでしょう。

    ホームページの制作費用を決める要因その②デザイン性

    複雑なデザインの表現を採用すると、制作に掛かる作業工数が増加するため見積金額も高くなります。逆に、オーソドックスなサイトデザインであれば過去の事例から効率的に制作することも可能となるため、工数を抑えることができます。

    具体的には、デザインにおいて以下のようなポイントを考慮すると良いでしょう。

    • 複雑なアニメーション
      イラストが動いたり、人や物体がたくさん移動するようなアニメーションは難易度が高まります。
    • 斜めを多用したり、ランダム性のある配置を多用するデザイン
      ホームページの基本的なデザインは、矩形の積み重ねになります。斜めを多用したり、不規則な画像の配置をするなど、積み重ね構造から外れるようなデザインは作業工数が増えるでしょう。また、斜めを意識するデザインにすると、様々なディスプレイサイズの考慮(レスポンシブデザイン)も複雑になるケースがあります。

    ホームページの制作費用を決める要因その③機能・システム・品質

    ホームページに要求される機能を、どのような仕組みを採用して実現するか、という観点です。機能が複雑、かつ独自性があると、既存の世の中にあるパッケージソフトでは対応しきれず、スクラッチ開発の採用が必要となる可能性があります。具体的には、以下のような機能を必要とする場合は注意が必要です。

    • 会員登録・利用者管理機能
    • 予約管理機能
    • 通販機能・購入機能
    • 決済(クレジットカード・〇〇pay)機能
    • チャット・メッセージ送信機能
    • スケジュール管理・公開機能

    これらは世の中にある機能の一部で、他にもいろいろな機能が考えられます。いずれも、既存サービスで代用することもあれば独自に開発することもあり得ます。予算を抑えて制作をしたい場合は、既存サービスを使うことで業務をツールに合わせる、といった発想が大事です。

    損をしないために!ホームページの制作費用の相場を調べるには?

    ホームページ制作の相場は、Google先生に聞くとある程度見えてきます。ですが、公開情報はある程度の前提を踏まえて記事になっているため、個別の見積では大きく差が生じた金額になるでしょう。では、どのようにホームページ制作費用の相場感を養うのが良いでしょうか。いくつか方法を紹介したいと思います。

    ホームページ制作の費用の相場を調べる方法①クラウドソーシングサイトをチェックする

    【この方法が向いている方:余りこだわらない、名刺代わりのWebサイトが欲しい方】

    ランサーズやクラウドワークスに代表される、フリーランスに仕事を依頼するポータルサイトである程度の相場観を調べる方法です。自分と同じようなサイトの規模感・要望を伝えている発注者を探して、その提案金額を調べてみることで、ある程度の目安になります。

    この方法の注意点は、クラウドソーシングはフリーランスが制作者の中心であり、基本的に割安価格の提案が横行している点があります。実績が欲しい制作者が安く提案していることも多く、また発注者と制作者間のトラブルも様々発生しているため、相場の下限値、という感覚で見るのが良いでしょう。

    ホームページ制作の費用の相場を調べる方法②相見積もりサイトをチェックする

    【この方法が向いている方:色々と調べる時間が惜しい方、ちょっと割高でも手間を減らしたい方】

    いわゆる比較サイトなど、ホームページ制作の相見積を取ってくれるサービスを提供する事業者が存在します。比較サイトはGoogle検索の上位表示を目指すために、様々なコンテンツを発信するとともに、簡単見積シミュレーターをWeb上で公開していることもあります。見積シミュレーターを使うだけならWeb上で完結し、メールアドレス等を登録しなくても利用できるサイトもありますので、シミュレーターを操作してみるのも良いでしょう。

    この方法の注意点は、比較サイトはマージン手数料が制作費用にのっかるため、その分のコストが上積みされた状態になる点です。そういった手数料は制作費用の一部として加算されるため、直接制作会社と相談するよりも割高な見積となります。

    ホームページ制作の費用の相場を調べる方法③金額の目安を公開している制作会社のページをチェックする

    【この方法が向いている方:自社でしっかり主導して制作を進めたい方、見極める目を養いたい方】

    「ホームページ制作 見積」等で検索すると、目安となる概算見積もりを公開している制作会社も多数存在します。述べた通り作りたいサイトの内容によって大きく金額は変動するので、あくまで目安程度ではありますが、相場感覚を養う意味でも何社か見積金額表を比較してみると良いでしょう。

    制作費用が安ければ良いホームページが作れるか?

    これは、業界に所属する弊社としてもとても難しい問題です。

    弊社の考えとしては、制作費用が高ければ良いものが作れるとは限りませんが、安くて良いものが作れるケースはほとんど稀である、というのが基本スタンスになります。

    では、安くて良いものがなぜ難しいのでしょうか?まずは、「良いサイト」の定義を考える必要があります。弊社が考える「良いサイト」は、制作した会社にとって価値を生むことができるサイトです。直接的な数値基準としては、アクセス数や問い合わせ件数等が考えられますが、定性的な基準としてはブランディングに資すること等も考えられます。

    様々な価値基準をまとめて考慮した上で、会社にとって価値を生むことができるサイト、それが、弊社にとっての制作の成功事例になると考えています。その場合に、安くて良いサイトを作ることがなぜ難しいか。制作予算を抑えた場合、以下のような課題が生じます。

    制作予算が少ない場合に生じる問題点①制作スピードを重視した制作方法を採用する

    ホームページ制作は、基本的に制作にかかる時間が制作コストの大半を占めます。予算が低い場合は、制作スピードを最優先に作り方や仕組みを選択することになり、仕組みによっては実現できなかったり難しかったりする要件が生じる可能性があります。

    制作予算が少ない場合に生じる問題点②若手/ロースキル人材の実戦経験を積む案件として割り当てられる

    予算が安い場合は、社内でも主力人材を割り当てることはできません。新卒や若手、ポテンシャル採用、外注(フリーランス/オフショア)など、コストを抑えられる人材を割り当てることが必要となります。そのため、品質を担保するという面では課題が生じやすくなります。

    制作予算が少ない場合に生じる問題点③予算内に収めるために、仕様や要件を削る必要がある

    できる、できないをきっちり分けて交渉する必要が生じてしまうため、より金銭面での条件交渉がハードになり、発注者・受注者ともに負担がかかります。

    つまり、基本的には安かろう悪かろうにならざるを得ないのが、制作の現場の姿です。

    ホームページ制作の見積費用に関するまとめ

    価値を生むことができるホームページを作ることが、制作会社のミッションです。
    一方で、そのためには発注者も丸投げではなく、ホームページ制作をしっかり理解して、一緒に良いものを作るという心掛けが重要です。費用面だけに気を取られすぎないように、しっかりと事前準備をすることをお勧めします。


    弊社では、初回相談は無料で概算見積もりの作成までを対応しています。また、見積提案とセットで補助金等の活用による制作負担の軽減も提案しています。お気軽にお問合せください。

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