私も中小企業診断士でありながら、中小企業診断士に顧問を依頼した理由
目次
TenCy株式会社の代表の高仲です。中小企業診断士という国家資格を持っています。
ですが、弊社、TenCy株式会社は中小企業診断士の先生に顧問をお願いしています。たまにこの話をすると同業に顧問なんて、と驚かれるのですが、その意図も含めて紹介したいと思います。
診断士でありながら診断士を顧問に迎えた理由
当社は、設立初期から税理士と中小企業診断士の2士業に顧問を依頼しています。
税理士の先生は、法人の決算や申告を考えると顧問を依頼して当たり前(むしろほとんどの会社のケースでさっさと依頼すべき)という考えです。一方、診断士でありながら診断士に顧問を依頼するというのは、珍しいケースではないでしょうか。
理由の一つとして、中小企業診断士という資格の特殊性にあると思います。
中小企業診断士はその人ごとに専門性が大きく異なる
中小企業診断士、正直何が専門なのか、私もいまだによく分かっていません。
だって、診断士です、と自己紹介されても、あなたの専門は何ですか、と聞いてみるとみんな違う回答をしますから。みんな違って、みんないい。そんな世界観です。私はITが専門と答えますが、ITの細かい技術を言っても伝わらないから漠とした表現のITで終わらせてしまっています。
経営の専門家です、と答えられても、じゃあ経営の何?と思ってしまいますよね。
そのため、人によって専門性は全然違います。診断士同士、同業でありながら協業ではなくビジネスパートナーとなれるケースがたくさんあります。
そして、私はITエンジニア出身で営業や経営などロクに経験せずに開業しました。試行錯誤を繰り返して何とか今まで繋いでますが、やはり専門の領域は専門家の手助けを得たい。そんな気持ちで、中小企業診断士の先生を顧問に迎えました。
同じ目線でみてくれるビジネスパートナーが欲しい
というのも、大きな理由の一つです。
雇用者と労働者という関係ではなく、ビジネスパートナーとして自社の未来を一緒に考えてくれる関係の仲間が欲しかった。フラットな関係で、良いも悪いも意見交換ができる相手が欲しかった。
共同創業者を探す、という選択肢もありましたが、共同創業は難しいと思います。うまくいくケースの方が少ないのではないでしょうか。お互いにビジネスとしてフラットな関係でお互いの利益を模索できる、そんな関係性が心地いいと感じています。
まとめ:中小企業診断士を顧問に迎えるというのも良いですよ
まとめは自分の資格の宣伝みたいになってしまいました。
ですが、中小企業診断士を顧問に据えるというのは、結構いい選択肢だと自分でも思っています。新入社員一人雇うのと比較して、顧問を契約してみるのも会社の成長としてはありなんじゃないでしょうか。
ぜひ、周囲の中小企業診断士について目を向けてみてくださいね。
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