ペルソナ・マーケティングのメリット
マーケティングを考える上でよく『ペルソナは?」と聞かれることはないでしょうか。
今回はペルソナの考え方やターゲットとの違いについて解説します。
ペルソナとは?
「ペルソナ( persona)」とは、サービス、商品の典型的なユーザー人物像のことです。
元々は「仮面」を意味しており、心理学では「外的な側面」を指していました。
実際の人物像に近いイメージを定めていきます。
氏名や年齢、居住地、職業、年齢、価値観やライフスタイル、身体的特徴まで、リアリティを重視した人物像を想定します。
ペルソナとターゲットの違いとは?
マーケティングの中で「ターゲット」という言葉もあり、似た言葉として混同する方も多いのではないでしょうか?
ペルソナでは人物像を想定するのに対し、ターゲットは「ある特徴を持つ集団」を指し、ある程度まとまった属性に対して使われます。
ペルソナ・マーケティングの有効性
ペルソナを定義するメリットとして、限りなくリアルに近い人物像を描くことで、顧客の深層心理を理解することに役立ちます。
ターゲットはある程度まとまった属性の集団を指すため、定量的な判断をする上で、ターゲットにはない定量的+定性的な判断に役立ちます。
データだけでは見えない落とし穴に気付ける点もペルソナ・マーケティングにおいて重要な点といえます。
また、チームでペルソナを理解しているということは、社内での意思決定を円滑にする要素にもなり得ます。
ペルソナを設定する上での注意点
ペルソナはあくまでも顧客の典型的な人物像です。
そのため、現在の顧客と必ずイコールではありません。
自社の現在の顧客をどう捉えているのか、ペルソナから何を見出すのか、改めて定義・分析してみることをおすすめします。