環境整備活動やっていますか?
先日環境整備研修でとある飲食店を視察させて頂きました。
環境整備は5S活動と言われ、様々な企業が取り組んでいます。
今回はその概要に触れたいと思います。
環境整備とは?
快適な職場づくりのために「仕事がしやすい環境を整えて備える」ことです。
環境整備の効果としては、以下の点になります。
①作業効率のアップ
②安全性アップ
③生産性アップ
④サービスのスピードアップ
⑤品質アップ
⑥社員満足度アップ
⑦お客様満足度アップ
結果として、業績のアップにつながっていきます。
5Sとは?
整理、整頓、清掃、清潔、躾を指します。
企業によっては、さらに気を付ける点を入れて、5S+1Sで6Sなど、独自の共通認識も取り組んでいるところが多いです。
環境整備に取り組むコツとは?
単純に「綺麗にする」という視点で取り組んでいると、うまくいっていない企業もあるようです。
それを踏まえて、実際に見て聞いた内容をお伝えしたいと思います。
リーダーである社員さんから、実際にプロジェクトとして取り組むに至った経緯、そして職場の視察をさせて頂きました。
元々は理念浸透、組織風土の変革・醸成を目的としたプロジェクトからのスタートだったそうです。
飲食店ですので、スタッフのほとんどはアルバイトですが、3年前は人も定着しづらい状況だったとのこと。
リーダーの方は当時はアルバイトで、辞めようとしていたところ、プロジェクトの話があり、色んな企業を視察させてもらったそうです。
そこから環境整備の取り組みは始まりました。
またそのプロジェクトを社内で発信し続けたところ、
「楽しそうだから自分もやりたい!」
ということで、他のスタッフも参加し始めました。
環境整備は取り組みを元に、何気ない会話を従業員同士が行ったり、お互いの意見を話し合う場が生まれていったそうです。
小さな取り組みを行うことで、小さな変化に気づく、そこからお客様を気遣う力も醸成されました。
社内で環境整備に取り組むメリット
これらの話から、効果の①~⑤に気持ちが行きがちですが、
⑥社員満足度アップ
⑦お客様満足度アップ
に視点を置いて、根強く活動することが大事と言えます。
環境整備を通じて、組織風土の醸成ができるというのは最大のメリットではないでしょうか?
日々の認識合わせを大切に
慣れているようでも環境整備に取り組み、改善できる点を改めて考えてみることも大切です。
取り組みを通じてお互いが気持ちよく働ける職場の認識を合わせをしてみてはいかがでしょうか。