チラシのデザインに悩んだら。参考サイト3選・本3冊
チラシのデザインを考えていると、気づけばいつも似たような構成になってしまう…ということ、ありませんか?
私自身もそうで、行き詰まったときに手がかりになりそうなサイトと本を、3サイト・3冊に絞って集めてみました。基礎的な入門書というよりは、実例やレイアウトのパターンをたくさん見て発想を広げたい人向けとなっています。
参考サイト3選

私がもう10年以上お世話になっているサイトです。「チラシ」「デザイン」と検索すれば国内外の事例が一気に出てきます。また、「シンプル」「インパクト」などのキーワードを自由に付け足して検索することもできます。
一番便利なのは見つけた事例をクリックすると関連するデザインも表示されることです。類似のデザインから辿っていき、ぴったりの参考を見つけるーーそんな作業を何度したかわかりません笑
見つけたイメージは「ボード」に分けて収集できるので、案件ごとにボードを作り、必要であれば社内やクライアントに共有することもできます。
FLYER ARCHIVE JP(FAJP)

1999年から現在までの国内フライヤー・チラシを集めたアーカイブサイトです。イベント、音楽、映画、演劇などのジャンルで検索でき、テイストや色でも絞り込めます。
このサイトの面白いところは、年代別にチラシを探せることです。クライアントから「あの年代のテイストで」といった依頼を受けても対応できます。
CHIRASAKU(チラサク)

チラシ制作を専門にしているデザイン会社が公開している実例集のサイトです。業種別にデザインが整理されているだけでなく、デザインのポイント解説がセットになっているのが特徴です。
さらにイベントポスターよりも、ポストに投函されるような身近なチラシの実例が多く、かなり参考になります。
仕上がりだけでなく「どういう意図でこの構成にしたか」まで見えるので、クライアントへの提案の組み立て方を考えるときにも役立ちます。
参考書籍3選
1枚デザインの構図とレイアウト

1枚デザインの構図とレイアウト
発行元 :PIE International
2019.07.16 発売
336ページ
図版と見出し、テキスト情報、余白。チラシを構図として見たとき、どんな要素で組み立てられているかを解説した本です。
グラフィカルな例が多く、しかも全て実例で、300ページを超えるボリュームがあります。
なんとなくいつも同じような構図になってしまう、インパクトが足りない。そんなときに解決の糸口になる構図が見つかります。
1枚で情報を伝えるデザイン

1枚で情報を伝えるデザイン
発行元 :PIE International
2018.03.12 発売
336ページ
こちらも実例を集めた見本帳で、ボリュームは300ページを超えます。印象的だったのは、グラフィカルなイベント系のフライヤーだけでなく、小売店のチラシやクーポン付きのチラシまで幅広く収録されている点です。業種を問わず、自社に近いお手本が見つかります。
言葉をイメージに変える ひらめきデザインひき出し帖

言葉をイメージに変える ひらめきデザインひき出し帖
pasto 著
2022.09.15 発売
256ページ
「しなやかさ」「信頼感」「爽快感」といった概念的な言葉から、それにふさわしい配色・フォント・表現例を逆引きできる1冊です。42のキーワードと182のサブキーワードで検索できる構成になっていて、コンセプトを言葉からビジュアルに落とし込むとっかかりとして使えます。
デザイナーとして助かるのは、キーワード→フォント(ビジュアル)→フォント名がこの本でわかること…! さらにカラーのイメージまでついてくるので、辞書として持っておきたい1冊ですね。
まとめ
これだけ引き出しがあれば、「この手があったか!」の一言が出てきそうですね!
また、サイトと本では、それぞれ役割が大きく違うなと感じました。サイトはとにかく数を見て「こんな方向性もあるんだ」とざっくりイメージを広げるのに向いていて、本は「どんなチラシにしたいか」が決まったあとに、それをどう形にするかを教えてくれる。そんな役割分担です。
まずサイトでイメージを広げて、本で構図や配色のパターンに落とし込む。この流れを自分の中に作っておけば、行き詰まったときの引き出しが尽きなくなります。
TenCyではチラシ制作のご依頼も受け付けております。
チラシは、参考を集めるところから構成・デザイン・印刷まで工程が意外と多く、途中で迷子になりやすい制作物です。TenCyでは、企画の段階からのご相談もお受けしています。「どんな構成にすればいいか分からない」「他社のチラシと似てしまう」という段階でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
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