ホームページ作成における外注時の制作費用と相場を徹底解説します! | 東京都墨田区のHP・デザイン・イラスト制作会社 TenCy株式会社
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  • 2021.11.24 2023.9.11

    ホームページ作成における外注時の制作費用と相場を徹底解説します!

    ホームページの作成は、創業・起業したての方は初めて外部の制作会社に委託する仕事になりやすいです。制作業務の外注に慣れていない経営者がホームページ作成の見積費用をいくつかの会社からもらって、安いところに発注すれば良いものができるか?というと、安かろう悪かろうになることも多くトラブルの要因にもなります。

    そんな、実は発注が非常に難しいホームページ作成・WEBサイト制作について、制作の見積金額の考え方について解説します。ホームページ制作の流れについては、こちらの記事もご覧ください。

    ホームページ・WEBサイトの作成の費用と見積はどのように決まるのか

    本記事の内容は、基本的には弊社の見積の考え方となっております。必ずしも全ての制作会社が同じ考え方であるとは限りませんので、一つの参考としてお考え下さい。

    ホームページ作成の見積の基本要素①固定ページ数

    会社紹介ページやサービス紹介ページなど、固定的なデザインを持つページのことです。小規模な事業者や起業したての方でしたら、だいたい5ページ程度に収まることが多いでしょう。

    • サービス・商品紹介(1ページ~事業種単位で作成することで複数ページ)
    • 会社紹介/店舗紹介/経営者紹介/想い(1ページ)
    • よくある質問ページ
    • 求人・採用情報ページ
    • プライバシーポリシーや特定商取引法の表記のページ
    • お問い合わせフォームページ(フォーム分加算されることがあります)

    逆に、ブログ記事形式で、お知らせや日々のできごと、新着ニュースなど、投稿を継続的に実施するページは「投稿ページ」と呼ばれます。

    見積の要素として、固定ページのページ数は大きな要因となります。理由は、固定ページはそれぞれが独立したオリジナルのデザインとなる可能性が高く、1ページ1ページ個々にデザイン・コーディング費用を見積もるため、単純にページ数に依存して費用も大きくなります。

    従って、固定ページに関する見積はページ数の掛け算で見積もられることが多くなります。弊社の場合は、固定ページの複雑度を大別して3段階程度に分類して、複雑度に応じてページ単価を算出しています。

    ホームページ作成の見積の基本要素②投稿ページのデザイン種類数

    投稿ページは、その内容・種類によってデザインが変わる可能性があります。例えは弊社のホームページでは、「TenCy通信」と「つくったもの」が投稿ページ形式になっています。それぞれ異なるデザインとなるため、投稿ページの種類は2種類として見積が計算されます。

    投稿ページ2種類。いずれも日々更新が可能なブログ形式です。

    それ以外でも、お客様事例を投稿ページ形式で設けたり、ブログにも種類を増やしてデザインを複数設けたりすることで見積金額が加算されることがあります。

    なお、投稿ページの作成予算を抑えるための一つの方法として、外部ブログサービスにブログ部分は任せてしまう、という選択肢があります。具体的には、下記のようなサービスでブログは代替することが可能です。

    • note
    • Zenn
    • ameba blog
    • Qiita

    などが該当します。経営者の個人的なブログ等は、これらのサービスを利用することも考えられますが、SEOの観点で良し悪しがあるため、SEOを全力で注力したい場合は要注意です。

    ホームページ作成見積の基本要素③アニメーションや動画、オリジナルイラスト、写真撮影などのコンテンツ費用

    ホームページは、画像・動画・テキストで構成されます。テキストは発注者がある程度提供することができますが、画像と動画は一から準備する、というケースが多くあります。当然、写真撮影ならばプロカメラマンの費用、動画ならば動画撮影及び編集費用、イラスト画像ならば制作費用が別途上乗せされる形になります。

    また、テキストについても文章をしっかり発注者が提供できるケースは多くなく、コピーライターやプロの編集者などが制作チームに必要となる場合もあります。

    コンテンツの費用はそのこだわり次第で青天井に増えていく可能性があります。例えばフリー素材をうまく活用してコストを抑えるなど、取捨選択が重要になります。一方でサイトの雰囲気を決める重要な構成要素にもなることから、コンテンツ制作費用に投資する、という選択肢も充分あり得る判断です。

    経営者として何を重視するかが判断基準の一つになるでしょう。

    ホームページの作成見積の基本要素④CMS(ワードプレス等)導入費用やシステム機能面

    サイトを管理するシステムの環境設定と導入費用になります。弊社ではワードプレス(WordPress)での制作がメインとなっていますが、JimdoやWixを用いた制作事例もあります。また、通販サイトであればBASEやShopify、EC-CUBEを選択するケースが増えています。

    システムによってはシステム利用料が掛かったり、保守契約とセットならば弊社が契約を代行して環境構築を行う等のパターンも可能です。契約形態によって費用が変わる部分になります。

    また、機能として以下の要望を入れると制作費用が大幅に増額されます。こちらの機能がサイト上で本当に必要なのか、代替サービスで外部で賄えないか、をしっかり検討することをお勧めします。

    • 予約申し込み・管理機能
    • 会員管理機能
    • 課金・決済機能
    • メッセージ機能やコメント・掲示板機能
    • チャットボット機能

    など。世の中にある既存システムとの連携や、独自に開発する必要が生じることがあります。既存システムを利用することで開発費用は抑えられるかもしれませんが、維持費用(ランニングコスト)がシステム料金分かかることになります。また、WordPressのサイトを作るのに適しているレンタルサーバーの安いプランでは、これらのシステムを搭載できないケースもでてくるかもしれません。

    ホームページ作成費用の見積の基本要素⑤スマートフォン・タブレット等のレスポンシブ対応

    現在のホームページにおいて、スマートフォン対応は必須の対応となっていると考えて差し支えありません。そのため、弊社の見積においてもスマートフォンとタブレットのレスポンシブ対応は前提となっています。

    一方で、世の中には様々なサイズのデバイスに溢れており、全てのデバイス・ディスプレイサイズで問題無く表示されるまで徹底的に追及することは作業工数が嵩み、費用対効果が悪いと言えます。基本的な会社サイトであれば、スマートフォン1サイズ、タブレット1サイズでの確認とすることも多いでしょう。対応必須とするサイズを増やすことは、デザインの実装と確認が増えて見積も増加する、と考える必要があります。

    ホームページ作成費用の見積の基本要素⑥SEO対策サポート・改善活動・保守

    Google等の検索エンジンで表示上位を狙うには、サイトをつくるときの考慮もある程度は必要です。

    ですが、それ以上に日々の記事作成・更新・改善活動が重要です。良い記事を書けばすぐに上位表示される、ということはなく、サイトそのものの信頼性やそのジャンルのプロであること、読みやすさ、キーワードの選択など、記事作成に当たって重要なポイントがたくさん存在しています。

    SEOを考慮した記事を書くときには、以下の流れで考えます。これらを自社の活動の中で実施していくには難しいケースも多く、制作会社のサポートのもとで継続改善を行うことが、SEO対策サポート・改善活動・保守のプランになります。

    1

    作成する記事のキーワードを選定

    原則として1つの記事に1キーワード(セット)を対応させることがポイントとなります。キーワードの選定は、現状の検索ボリュームや検索結果によるライバル記事を分析しながら決めます。

    2

    記事のライティング

    SEOを考慮したライティングをサポートします。ただ文章を書くのではなく、読みやすさとSEOのポイントを押さえた記事作成を支援します。

    3

    検索順位のモニタリングと改善活動

    記事は作成・公開して終わりではなく、順位をチェックしながら改善活動(リライト)を継続することが重要です。思ったより順位が伸びない場合、いくつかのポイントで改善を実施していくことが必要となります。

    SEOについての弊社のスタンスは、こちらの記事もご覧ください。

    ホームページの作成を安心して発注するためにはどうすればいい?

    これまで書いたとおり、ホームページの制作費用は内容によって大きく変動することとなり、相場はあってないようなものです。例えば安く作りますよ、と謳っている企業に相談しても、色々とオプション機能や付加価値を盛り込んでいったら高くついたということもよくあります。

    じゃあ、どうすればいいか?と考えるうえで、弊社は以下の2つを提案しています。

    ホームページの制作を安心して発注するためのポイント①補助金を活用する

    ホームページの制作は、その費用が補助対象となる補助金も多く存在しています。

    実は、申請して採択していれば、その制作費用の2/3が補助されることが可能でした、と後から気付くこともよくあります。制作してみようと思ったら、まずは補助制度が使えないか調べてみるのが良いでしょう。

    補助金を活用するホームページの作成については、こちらの記事もご覧ください。

    ホームページの制作を安心して発注するためのポイント②月額〇万×1年契約のご提案

    弊社では、2つの契約パターンをご提案しています。1つは、〇万で作りきって、あとは保守契約は要望に応じて、というパターンです。もう一つは、月額〇万の1年契約、という契約パターンです。

    こちらの契約であれば、継続的な改善活動も維持しつつ、トータルの費用は見越すことが可能です。また、SEO対策を継続的にサポートすることが可能となりますので、弊社としても成果を生みやすいサイトづくりができます。

    弊社では、概ね以下の価格帯で継続プランをご提案しています。

    • ①保守管理プラン:月額1万円~
    • ②サイト更新サポートプラン:月額3万円~
    • ③メディア運営・SEOプラン:月額20万円~

    SEO対策に注力する場合は、質の高い記事を定期的に投稿しつつ、既存記事もリライトする、という運用が必要になります。SEOで上位を目指すには長期的な投資が必要となるため、計画的な予算確保が重要です。

    ホームページ・WEBサイトの作成の見積を受け取ったらどうする?

    ホームページの作成を制作会社に外注委託する場合は、まずは要望を伝えて見積・提案を受け取ることがスタートにあります。希望するサイトの規模感や予算によって、簡単な見積りだけのケースから企画提案書まで作って提出してもらえるケースまで、様々あるでしょう。

    制作会社から出てきた見積をどのように見極めるかのヒントになる記事をこちらで公開しています。


    ホームページ作成・WEBサイト制作の見積のまとめ

    ホームページの作成についての費用は、ブラックボックスになりやすく、また求めるホームページの内容によって大きく変動することから正解が無いという領域になります。

    弊社では、分かりやすい見積の作成を心掛けております。見積作成は無料で実施しますので、お気軽にお問い合わせください。

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