東京都の助成金の追加公募(一時支援金等受給者向け 販路開拓助成 )
目次
東京都から、「一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」の追加公募のリリースが2021年12月15日に公開されています。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/kosha/rmepal000000ln16-att/20211215.pdf
【東京都】一時支援金等受給者向け 販路開拓サポート助成事業の追加公募(2021年12月)
一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業の公式ページはこちらになります。
注意点としては、本助成事業は国の一時支援金・月次支援金または東京都の月次支援給付金を受給している企業が対象となっています。単純に公募に応募すれば助成金が貰えるわけではありませんので、注意が必要です。
※一時支援金等とは、経済産業省 中小企業庁「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」又は、経済産業省 中小企業庁「緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置の影響緩和に係る月次支援金」又は、東京都実施の「東京都中小企業等月次支援給付金」をいいます(公式より引用)。
一時支援金等受給者向け 販路開拓サポート助成事業の補助内容は?
新たな販路の開拓に向け、展示会参加費や EC サイト出店初期登録料等の経費の一部を助成します。
<事前エントリー期間>
令和3年12月16日(木)から令和4年1月7日(金)まで
<助成限度額>
150万円
<助成率>
5分の4以内
助成率が非常に高い、この助成金制度は是非検討していきたいですね!
一時支援金等受給者向け 販路開拓サポート助成事業の補助対象経費は?
こちらの助成制度の注意点は、経費の内容・内訳に制限がある点です。
補助対象経費①展示会参加費
小間スペース利用料やオンライン展示会の出展費用、小間装飾費用が補助対象となります。オンライン展示会は上限が20万まで、小間装飾費用は上限35万までと制限があることに注意が必要です。
補助対象経費②ECサイト出店初期費用
モール型ECポータルサイトへの出店初期登録費用が上限20万円まで補助対象となります。
「出店」形式のモール型であることが要件となっており、出品形式のメルカリやオークションサイトは対象となりません。また、初期登録費用以外の店舗ページ構築費用やデザイン費用も対象外であることに注意しましょう。
補助対象経費③自社Webサイト制作費
自社Webサイトの新規制作及びリニューアル(※電話にて確認を実施)が対象となります。補助額上限は20万円(経費上限50万円)となっており、大掛かりなサイトの制作は難しい額ではあります。
なお、Shopifyなどの自社ECサイトの制作も補助対象となることを電話にて確認済みです。
上記①~③のいずれかの経費が必須であり、それに加えて下記の経費を計上可能です。
補助対象経費④販売促進費
チラシやカタログ製作費、PR動画制作費、広告掲載費が補助対象となります。いずれも上限はあることと、①~③とセットで計上しなければならない点が注意が必要です。
それぞれの経費に補助上限額がある等、制限が多い本補助制度ではありますが、規模が余り大きくなく、販促ツールが整っていない事業者が一式整備するには十分な経費が計上できる内容とも言えます。
一時支援金などを受給している場合は、こちらの申請も検討してみることをおすすめします。