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  • 2025.11.7 2025.11.11

    【初心者向け】SEO対策の基本10項目。これだけは押さえておこう

    「SEOってよく聞くけど、実際に何をすればいいのかわからない」
    「制作会社に任せているけど、自分でも理解しておきたい」
    そんな声をよく耳にします。

    SEOは“検索で上位に表示させるためのテクニック”だと思われがちですが、
    本質は「検索を通じて、見込み客と出会うための仕組みづくり」です。

    この記事では、初心者の方でも理解できるように、
    SEOの基本構造と押さえておきたい10の項目をわかりやすく解説します。

    そもそもSEOとは?目的は「上位表示」ではなく「成果」

    SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のことをいいます。
    Googleなどの検索結果で自社のページをより上位に表示させるための取り組みです。

    Webサイトの目的はSEO対策で「順位を上げること」ではなく、最終的なゴールは「検索しているユーザーに見つけてもらい、問い合わせや購入につなげること」です。

    Googleは“ユーザーのためになる情報を提供しているサイト”を評価します。
    つまり、SEOとはただ「検索エンジンに好かれる技術」ではなく、本質的に「人にとって価値あるサイトを整える取り組み」です。

    SEOの3つの柱:「内部」「外部」「コンテンツ」対策を理解しよう

    SEOは大きく次の3つの要素で成り立っています。

    種類内容具体例
    内部対策サイトの構造や設定を整えて、検索エンジンに正しく理解させるタイトルタグ、見出し構造、内部リンク、モバイル対応など
    外部対策他のサイトやユーザーからの信頼を高める被リンク、Googleビジネス登録、SNSでの拡散など
    コンテンツ対策検索ユーザーのニーズを満たす情報を発信する記事、事例紹介、FAQ、ホワイトペーパーなど

    この3つは「土台(内部)+信頼(外部)+価値(コンテンツ)」の関係で成り立っています。
    どれか1つでも欠けると成果は出にくくなります。

    【内部SEO】まずはサイトの“中身”を整えることから

    ① タイトルタグとディスクリプションを最適化する

    検索結果で最初に表示されるのが「タイトル」と「説明文」。
    ユーザーがクリックするかどうかを左右する重要な要素です。

    • タイトル:主要キーワードを入れつつ、自然で魅力的な表現に
    • ディスクリプション:内容を要約し、行動を促す一文を

    例)
    ✗「ホームページ制作|株式会社〇〇」
    〇「中小企業の集客を支えるWeb制作|株式会社〇〇」

    ② 見出し構造(H1〜H3)を整理する

    Googleは、ページ構造(Hタグ)から内容を理解しています。
    1ページにH1は1つ、階層を意識して整理しましょう。

    <H1>ページのメインテーマ</H1>
      <H2>大見出し</H2>
        <H3>小見出し</H3>

    読み手にとっても、情報がスッと頭に入るようになります。

    ③ キーワード選定を目的ベースで行う

    「何を検索してほしいのか」を明確にしましょう。

    例:

    • 「製造業 ホームページ 制作」
    • 「採用サイト 事例」
    • 「BtoB SEO 改善」

    単に検索ボリュームが多いキーワードよりも、
    自社の強み+ニーズが交わるキーワードが効果的です。

    ④内部リンクでページ同士をつなげる

    関連ページをリンクでつなぐことで、検索エンジンはサイト全体の構造を理解しやすくなります。
    また、ユーザーの回遊率も上がり、離脱を防げます。

    例:「詳しくは制作実績をご覧ください」など、自然な導線設計を。

    ⑤ 画像のalt属性を正しく設定する

    alt属性とは、画像の説明テキストのことです。
    SEOだけでなく、視覚障がい者や画像が読み込めない環境にも配慮できます。

    例:
    <img src="company.jpg" alt="">
    <img src="company.jpg" alt="企業の外観写真">

    【外部SEO】信頼される“評価”を積み上げる

    ⑥ 被リンク(外部サイトからの紹介)を増やす

    他サイトからリンクされる=「このサイトは信頼できる」とGoogleに認識されます。
    ただし、リンクを“買う”ような行為はNG。
    有益なコンテンツや事例紹介を発信することで、自然なリンクを増やしましょう。

    ⑦ Googleビジネスプロフィールを活用する(ローカルSEO)

    店舗・事務所を構える企業は、Googleマップ上の最適化が重要です。
    営業時間・住所・写真・口コミを整えることで、地域検索からの流入が増えます。

    ⑧ SNSや他メディアでの露出を増やす

    SNSでシェアされることも“間接的な外部評価”になります。
    記事やサービス紹介を継続的に発信し、トラフィックを増やすことがSEO強化につながります。

    【コンテンツSEO】ユーザーが求める情報を提供する

    ⑨ ユーザーの検索意図に沿った記事を書く

    SEOで最も重要なのは「検索者の意図を理解すること」。
    たとえば「SEOとは」と検索する人と、「SEOとは 初心者向け」と検索する人では、求める内容が違います。

    記事を書くときは、

    • どんな悩みを解決したい人か
    • どんな情報を期待しているか
      を想定しましょう。

    ⑩ 定期的にコンテンツを更新する

    Googleは“最新・継続的に更新されているサイト”を評価します。
    古い記事をリライトしたり、新しい事例を追加したりすることで、信頼性が高まります。

    例:

    • 「2023年最新→2025年最新」に更新
    • 「画像や実績データを差し替える」などの小さな改善も◎

    SEOは“設定作業”ではなく“育てる仕組み”

    SEOは、一度整えたら終わりではありません。
    分析 → 改善 → 検証のサイクルを回すことで、徐々に成果が積み上がります。

    • Google Search Consoleで検索キーワード・CTR(クリック率)を確認
    • Analyticsで滞在時間・離脱率をチェック
    • 月1回でも振り返りを行うことで確実に成長する

    “地道に手を入れるサイト”ほど、時間とともに強くなります。

    まとめ

    • SEOは「内部・外部・コンテンツ」の3本柱で成り立つ
    • テクニックよりも「ユーザーに価値を届ける」姿勢が大切
    • 小さな改善を積み重ねることで、確実に成果は出る

    Webサイトは作って終わりではなく、「育てる」ことで真価を発揮します。
    まずはできる範囲から一歩ずつ取り組んでみましょう。

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